ベルトファンとは?
仕組み・特徴・止まる原因をわかりやすく解説
ベルトファンとは、モーターの回転を「ベルト+プーリー」でファン本体に伝え、ダクトに空気を流す換気設備です。飲食店の厨房や施設の排気で使われることが多く、回転数(風量)をプーリー比で調整できる一方、ベルトの緩み・摩耗・切れ、プーリーずれ、軸受の劣化など“機械要因”で不調が起きやすい特徴もあります。東日本空調設備では、症状(止まった/風が弱い/異音・振動)から原因を切り分け、修理・調整・交換の中で最短の改善策をご提案。写真で概算相談も可能です。
厨房・室内に熱気や臭いがこもる
ダクト排気が弱くなると、熱気や臭いが抜けにくくなり、作業環境や客席環境に影響が出やすくなります。
異音・振動が増えて故障が進行する
ベルトの緩みやプーリーずれ、軸受の劣化は異音・振動として現れます。放置するとベルト切れや回転部損傷につながることがあります。
換気量が安定せずトラブルが繰り返される
ベルトは消耗品のため、張りや摩耗状態で風量が変わることがあります。原因を整理し、調整・交換の適切なタイミングを作るのが重要です。
仕組み:モーター→ベルト→プーリー→ファンを駆動
直結式と異なり、ベルトで回転を伝達します。プーリー比で回転数(風量)を調整しやすいのが特長です。
ベルトの緩み・摩耗・切れ(風が弱い/止まる)
ベルトが滑ると回転が伝わらず風量が低下します。摩耗が進むと鳴きや黒い粉が出ることもあり、切れると停止します。
プーリーのずれ・芯出し不良(異音・振動の原因)
プーリー位置や平行がずれると、ベルト偏摩耗や振動が発生しやすくなります。張り調整と合わせて確認が必要です。
軸受(ベアリング)劣化・羽根バランス不良
「ゴー」「ガラガラ」などの音や振動は回転部の不具合サインです。早めの点検で修理か交換かの判断がしやすくなります。
ダクト抵抗(静圧)増大・油詰まりで風量が出ない
ベルトファンが正常でも、ダクトの詰まりや曲がり・延長で抵抗が増えると風量が落ちます。経路と汚れもセットで確認します。
給気不足で換気が成立しない(排気が効かない)
排気量に対して給気が足りないと、空気の流れが作れず「抜けが悪い」状態になります。室内圧や給気経路も含めて判断します。
ベルトファンの不調は「ベルト周りの機械要因」と「ダクト・給気などの条件要因」が混在しがちです。まずは原因を切り分け、最短・最小コストで効く対策(張り調整/ベルト交換/軸受交換/機器更新など)をご提案します。
ベルト・回転部・ダクト条件をまとめて切り分け
ベルトの消耗だけでなく、プーリーずれ、軸受劣化、ダクト詰まり、給気不足まで確認し、原因を整理して対策します。
修理・調整・交換を最短ルートで提案
「とりあえず交換」ではなく、改善効果とコストのバランスで優先順位を明確に。必要な範囲だけをご提案します。
運営に配慮して工程を調整
施工時期や工程は、店舗運営に配慮して調整します。営業時間外の対応が必要な場合は、状況により要相談となります。
STEP 1
状況共有(写真で概算相談OK)
本体全景、ベルト・プーリー部、銘板、ダクト周辺の写真があるとスムーズです。症状(止まった・風が弱い等)も共有ください。
STEP 2
現地で回転部・伝達部・換気条件を確認
ベルト張り、摩耗、プーリー位置、軸受の状態、ダクト抵抗(静圧)や詰まり、給気不足の有無を確認し、原因を整理します。
STEP 3
最適提案(調整/修理/交換)と確認
張り調整やベルト交換で改善する範囲、部品交換が必要な範囲、機器更新が適切な範囲を整理し、施工後は風量感と異音・振動を確認します。
厨房排気のベルトファンについて「最近、風が弱くなり、たまに異音がする」とご相談がありました。現地で確認すると、ベルトの摩耗と張り不足で滑りが出ており、プーリー位置もわずかにずれて偏摩耗が進行。あわせてダクト内部の油堆積で抵抗が増えている兆候もありました。原因を切り分けたうえで、ベルト・芯出しの調整と必要箇所の交換を優先し、併せてダクト側の清掃・点検計画をご提案。施工後は回転が安定し、換気の抜けも改善しました。
確認・対応内容(例)
- 対象:厨房排気のベルトファン(ダクト接続)
- 症状:風が弱い/異音がする
- 原因:ベルト摩耗・張り不足+プーリーずれ(滑り発生)
- 工程:運営状況に配慮して調整し、現地確認→調整/交換→試運転確認まで実施
ポイント
「モーターは回るのに風が弱い」は、ベルト滑りやダクト抵抗(静圧)増大が隠れていることがあります。伝達部と換気条件を一緒に確認すると、最短で改善しやすくなります。
止まる前に原因を見つけてもらえて助かりました。ベルトだけでなく、ずれや張りまで説明してくれて納得できました。
飲食店/オーナー
交換一択だと思っていましたが、必要な範囲だけの調整と部品交換で改善しました。換気が安定して安心です。
施設/設備担当
Q. ベルトファンとは何ですか?直結ファンと何が違いますか?
A. ベルトファンは、モーターの回転をベルトとプーリーでファンに伝える方式です。プーリー比で回転数(風量)を調整しやすい一方、ベルトは消耗品で張り調整や交換が必要になることがあります。
Q. モーターは回っているのに風が弱いのはなぜ?
A. ベルトの滑り(緩み・摩耗)、プーリーずれ、羽根の汚れ、ダクト詰まりや抵抗(静圧)増大、給気不足などが原因のことがあります。現地で切り分けて判断します。
Q. 相談するときに用意すると良い写真はありますか?
A. 本体全景、ベルト・プーリー部、銘板(型番)、ダクト接続部や周辺状況の写真があるとスムーズです。型番不明でも構いません。
Q. 営業時間外の作業は対応できますか?
A. 状況により要相談となります。作業内容・安全条件・周辺環境を確認のうえ、可能な範囲で調整いたします。
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ベルトファンの不調(止まった/風が弱い/異音・振動)は、ベルト周りの問題だけでなく、ダクト抵抗(静圧)や給気不足が関係することもあります。写真(本体全景/ベルト部/銘板/ダクト周辺)があると切り分けがスムーズです。まずはお気軽にご相談ください。