業務用換気扇の異音を点検・修理
ゴーッ/ガラガラ/キュルキュル…原因を現地で切り分け
業務用換気扇の異音は、ベアリング摩耗やベルトの滑りだけでなく、羽根の汚れ偏り、ダクトの抵抗増加、給気不足による負荷上昇など、複数の要因で起きることがあります。音の種類(低い唸り・金属音・擦れる音・周期的な振動音)と発生条件(起動時だけ/温まると出る/強運転で増える)を整理し、東日本空調設備が現地で確認。修理・調整・交換のうち、最短で改善する方法を優先してご提案します。銘板や設置状況の写真があれば、概算の方向性も早めにお伝えできます。
故障範囲が広がり、復旧コストが増える
小さな異音が、摩耗や緩みのサインであることは珍しくありません。早期なら調整・部品交換で収まる場合でも、負荷をかけ続けるとモーターや筐体まで影響し、修理範囲が広がることがあります。
風量低下で煙・熱気がこもり、環境が悪化
異音の背景に回転数低下や抵抗増加があると、換気量も落ちやすくなります。厨房の熱気や臭いが抜けにくくなり、作業性や客席環境に影響が出る場合があります。
突然停止や安全面の不安につながる
金属音、擦れ音、発熱や焦げ臭さが伴う場合は注意が必要です。運転を続けることで停止や異常作動につながる可能性があるため、気になる時点で点検するのが安心です。
ベアリング摩耗(ゴーッ/唸り音が増える)
回転音が低く唸る、以前より音量が上がった場合は、軸受の劣化が疑われます。負荷や回転のムラも併発しやすいので、点検で状態を確認し、修理で復旧可能か判断します。
ベルトの滑り・緩み(キュルキュル/周期音)
ベルトファンで多い症状です。起動時に鳴る、湿度や温度で音が変わる、負荷がかかると鳴る場合は、張り調整やベルト交換、プーリーの状態確認が有効なことがあります。
羽根の汚れ偏り・接触(ガラガラ/擦れ音)
油汚れが偏るとアンバランスになり、振動と異音が出ることがあります。異物が当たっている、カバーと接触しているなどのケースもあるため、清掃・調整で改善するか確認します。
ダクト抵抗の増加で負荷が上がっている
ダクト内部の油溜まりや詰まり、曲がりが多い配管は抵抗が増え、換気扇に負荷がかかります。結果として異音が出やすくなるため、換気扇単体ではなくルートも含めて確認します。
給気不足・負圧で回転が不安定になっている
給気が足りないと吸い込み抵抗が増え、モーターに負担がかかる場合があります。扉の開閉が重い、隙間風が強いなどがある場合は、給排気バランスも見直します。
電源・制御の不安定(異音+動作不良が併発)
異音と同時に「回転が落ちる」「止まりそうになる」などがある場合、電源や制御の問題が絡むことがあります。発生条件を整理し、点検で原因を絞ります。
異音の対処は「音の正体」を見誤らないことが重要です。清掃や調整で収まるケースもあれば、部品交換が必要なケースもあります。東日本空調設備では、複数要因を順に確認し、最短で改善する手段を優先してご提案します。
音の種類と発生条件から原因を切り分け、無駄の少ない提案
「ゴーッ」「ガラガラ」「キュルキュル」など、音の特徴は原因推定の手がかりになります。現地確認で根拠を揃え、修理・調整・交換を整理して提案します。
換気扇だけでなくダクト・給気まで含めて点検
異音の背景に、抵抗増加や負圧などの環境要因があることもあります。設備全体の流れを見て、同じ症状の再発を減らす方向で整えます。
運営に配慮し、工程を調整して復旧をサポート
施工時期や工程は、店舗運営に配慮して調整します。営業時間外の対応が必要な場合は、状況により要相談となります。
STEP 1
音の状況を共有(種類・出るタイミング)
どんな音か(唸り/金属音/擦れ音/周期音)と、出る条件(起動時・強運転・温まると等)を伺います。型番不明でも写真があると確認が早まります。
STEP 2
現地点検(回転部・汚れ・ダクト・給気)
回転部の摩耗、ベルトの状態、羽根の汚れ偏り、接触の有無、ダクト抵抗、給気バランスを確認します。異音の原因を切り分け、必要作業を整理します。
STEP 3
修理・調整・交換を実施し、音と風量を確認
調整や清掃、部品交換など必要な作業を実施し、運転音・振動・風量の改善を確認します。今後の注意点(清掃目安など)も共有します。
飲食店様より「換気扇からガラガラ音がして、振動も増えた」とご相談。現地で確認すると、回転部に軽いブレがあり、油汚れの偏りによるアンバランスと、回転部の摩耗が疑われる状態でした。フード周りの汚れが増えて排気抵抗も上がっていたため、まず清掃と点検で負荷を下げ、必要箇所は部品交換と調整で対応。あわせてダクト接続部の状態も確認し、抵抗が増える要因を整えました。結果として異音と振動が落ち着き、運転音が安定。交換を急がず原因を切り分けたことで、費用を抑えながら改善につながった事例です。
このケースの対応内容
- 症状:ガラガラ音/振動増加/運転音のばらつき
- 原因:汚れ偏りによるアンバランス+回転部摩耗+抵抗増加
- 対応:清掃、点検、部品交換(必要箇所)、各部調整
- 工程:運営状況に配慮し、作業範囲と手順を調整して実施
ポイント
異音は「回転部の摩耗」だけでなく「汚れ偏り」や「抵抗増加」が引き金になることがあります。現地で音の原因を切り分け、必要な作業だけを実施することで、交換を避けられる場合もあります。
厨房の換気扇の音が急に大きくなり不安でしたが、音の種類から原因を説明してもらえて安心しました。必要な箇所だけ修理してもらい、運転音も落ち着きました。
飲食店(東京都)/異音・振動のご相談
ゴーッという唸り音が増えてきて相談しました。点検で原因を切り分けてもらい、調整と部品交換で改善。交換を急がずに済んだのが助かりました。
施設(神奈川県)/唸り音の増加
Q. 業務用換気扇の異音は、すぐに止めた方がいいですか?
A. 金属音や焦げ臭さ、強い振動がある場合は無理に運転を続けず、早めに点検をご相談ください。音の種類によって緊急性が異なるため、状況を伺ったうえで判断します。
Q. 「キュルキュル音」がする場合、原因は何が多いですか?
A. ベルトファンの場合、ベルトの滑り・緩み・摩耗で出ることが多いです。張り調整やベルト交換で改善するケースもあるため、現地で状態を確認します。
Q. 異音があっても風量は出ています。修理が必要ですか?
A. 風量が出ていても、回転部の摩耗や汚れ偏りが進行している可能性があります。早期なら調整・部品交換で対応できる場合もあるため、症状が軽いうちの点検がおすすめです。
Q. 営業時間外の作業は対応できますか?
A. 状況により要相談となります。作業内容・安全条件・周辺環境を確認のうえ、可能な範囲で調整いたします。
東日本空調設備|相談窓口
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業務用換気扇の異音は、早めの点検が結果的に負担を減らすことがあります。音の種類(唸り/金属音/擦れ音/周期音)や、出るタイミングを教えてください。写真がある場合は、銘板・本体全景・フード周り・ダクト周辺が分かるとスムーズです。